ホーム博多ARE-KORE>博多祇園山笠 棒じめ(大黒流)

「棒じめ」とは、
前年の祭りのあとで解かれた山を組み立てる。まずは台の部分が組み立てられる。クギは使わずに縄を使い、弱い部分も縄をかけて強化し、台ができる。そして、この台に6本の舁き棒を取り付ける。これが棒締めである。舁き棒をこていするのに、麻縄で、「おやし棒」と呼ばれる棒を使って締めていく。その時「ボー締めた」「ボー締めた」と掛け声をあげながらの、力仕事に若手を指導しながらすすめる山大工の力の見せ所である。
第20回 博多祇園山笠 棒じめ(大黒流)
平成14年7月3日水曜日
===>>山を作る。まずは、棒じめ。

▼「棒じめ(大黒流)」
 大黒流すノニの山事務所の山小屋の中に、山の台が置かれ,その上に,舁き棒が注意深くのせられている。台と舁き棒六本のバランスにくるいがないように位置決めがなされる。たくさんの人が表(おもて)と見送りに分かれて作業する。
 位置が決まれば、麻縄での棒締めが始まる。山大工の指導のもと、「おやし棒」を使い台と舁き棒に丁寧に縄を掛け締めていく。おやし棒を上から下に数人がかりで降ろすとき「ボー締めた」「ボー締めた」と掛け声あげながら、木槌で締まっていくところを数人がかりでたたく、「キリキリ、キリィ。」と、台と棒と縄がなる。本当に力のはいるところだ。一本一本と舁き棒が台に取り付けられる。
 六本の舁き棒が取付けが終わると、参加者の雰囲気が変わる。
心の内に秘めた「さあ、はじまるばい」と気合がはいる。5分前、舁き手は手に縄をなじませ、3分前そっと肩を舁き棒に、5秒前の掛け声に更なる緊張感。

 「ヤァー」の弾声とともに山が走り出す。町内一周の試し舁きである。2、3日後には、博多人形師が作った人形が飾られる。

◆取材御協力:大黒流「すノニ」
◆博多祇園山笠の祭りの期間:7/1(月)〜15日(月)
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