福岡県庁のすぐ隣にある東公園、その一角に十日恵比須神社が建つ。
この神社の由来はと言うと、今から400年ほど前の話。
武内平十郎という人物が、浜辺で恵比須様の像を拾い、後にその地で御社を建立して、家運大いに栄えたとの言い伝えがあります。
現在では、商売繁盛・大漁満足・五穀豊穣・家内安全の祈願所として、県内の人々に親しまれてます。特に正月8日から11日は、十日恵比須神社の大祭で、新年の開運を呼び込もうと大賑わいです。
十日恵比須の期間中、神社のある東公園一帯で400軒もの露店が立ち並ぶが、これらをぶらぶら見て歩くのも楽しい。
お馴染みの梅ヶ枝餅やたこ焼きに、香ばしいイカ焼きや串焼きの店。
リンゴ飴屋では、最近イチゴ飴やぶどう飴も見かけるのだが、今日はみかんにパイン、キンカン飴なんてものも売っている。
そして場所柄か、暦に熊手や招き猫などの縁起物を扱う店も目立つ。
ところで参拝者の手には、福笹と「福満」と書いた大きな赤いウチワやソロバンなど、縁起物を手にした人が多い。境内で売ってるのかな?
境内に入るとずらりと提灯が吊るされている。
雑踏も相まって、いっそう賑やかな感じだ。
正面に「御賽銭」と書かれた大きな酒樽もどーんと鎮座されている。参拝者が多くて、賽銭箱にたどり着けない人は、ここでお参りするのだろう。
また期間中の9日には、芸妓の“かち参り”が行われた。
『今年もたくさんのお座敷から、御呼びがあります様に』と、綺麗どころがあでやかに華を添える。
ついでだがこの境内には、高さ2mの有田焼でできた大燈籠も見所の1つだ。
ほほぅと、あたかも鑑定士の様に見入ってしまう。

さて早速お参りしよう。
『何卒、商売繁盛お願いします。』
『博多webのアクセス数が増えます様に。』
『そして全人類の幸福な共存とグローバルな環境問題の解決、加えてホークスが身売りしません様に。』などなど。
お願い事の量に対して、投げ入れた賽銭箱からチャリンと音がしたのは、ご愛敬ということで・・・。
お参りしてると横から、『おお当たり〜』と威勢のいい声が響きわたる。声する方を見ると、福引きをやっている。
先ほどの参拝者のソロバンは、ここの福引きでの賞品というわけだ。
年始めの運試しで、いっちょうやってみるか。
結果は、
“百萬両”―小型金庫でした。
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